こんにちは。トロッコです。

皆さんコーヒーはお好きですか?
わたしはコーヒーがすご~く好きと言う意識は無いのですが、

コーヒーは毎日飲んでいます。

毎日飲んでいるということは好きということなのでしょう・・・ね。
マーケティング戦略を打つにあたって、世の中にはこういう難しい消費者がいるわけです(苦笑)

キャプチャ

今回は、コーヒーの味のこだわりコーヒーの産地のこだわりコーヒーを飲む空間のこだわり
そんなコーヒー提供のこだわりを徹底し、売り上げをぐんぐん上げている企業について見てみましょう。

ご存知!コメダ珈琲

今回はコメダ珈琲について調べてみましたので見ていきましょう。





コメダ珈琲店の店舗規模

コメダ珈琲は、1968年に名古屋で、加藤太郎氏が個人店として開業した喫茶店でした。
開店後の2年後という早さである1970年からコメダ珈琲はフランチャイズ展開を実施し始めました。

現在のコメダ珈琲の店舗規模は、790店舗(2018年2月末現在)となり、その内の大半の店舗はフランチャイズとなります。

コメダ珈琲は、愛知県出身の会社のため長年、東海地方での店舗拡張を進めていましたが、2003年から一気に!全国展開を進めます。

2003年に関東地方に進出、2006年近畿地方を皮切りに北海道・東北地方・北陸地方・中国地方・四国地方・九州地方へと一気に店舗拡大を推し量り、2018年8月には店舗は46都道府県にも達し、全国790店舗まで拡張を成し遂げています。


2003年から2018年の成長スピードが速すぎます!経営・企業戦略が大成功をおさめていますね。

マーケティング女子







コメダ珈琲店の売り上げ規模

コメダ珈琲の売上収益は、
年々順調に収益を上げており、ほかコーヒーチェーン店が苦戦している中、理想的で堅調な伸びです。

コメダ珈琲店 売上収益推移
コメダ珈琲店 売上収益推移 グラフ

コメダ珈琲店 売上収益推移 データ表



フランチャイズ店が大半のコメダ珈琲ですが、喫茶店において順調に収益を伸ばしているのはすごいですね。本部の指導やマーケティング展開が秀逸なのでしょうね。

マーケティング女子




コメダ珈琲店の特徴・強み

このロゴを見て、どこの企業のものかわかりますか?

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そうです、コメダ珈琲店のロゴです。

コメダ珈琲店が、まだ知名度が低い時であれば「このロゴはどこの会社のもの?」と問われたら、答えられる人は少なかったかと思います。

しかし、今ではこのロゴを見ると『コメダ珈琲店』と答えられる方が多いでしょう。

ロゴを見ただけで、

・それが何を売っており
・どういう空間であり
・どういうサービスを提供しており、
・どういう体験ができるか

と消費者にイメージしてもらえるのは、非常に重要なこととなります。
今やこのロゴを見ただけで、コメダ珈琲と認知されるようになったのは、企業戦略の成功の証です。

ロゴを見ただけで、あっ、あのお店!と気づけるコーヒー店。同じように他企業ロゴを思い出しませんか?後ほどその企業名を出しますね。

マーケティング女子






コメダ珈琲店のこだわり・強み

コメダ珈琲店は4つのこだわりを掲げています。

①くつろぎへのこだわり
②おいしさへのこだわり
③サービスへのこだわり
④コーヒーへのこだわり

コメダ珈琲が掲げるこの4つのこだわりを消費者目線で読んでみたら、
決して間違い無く、ブレ無くで、しっくりきませんか?

たいていの企業は自身をもって自社のアピールしたいことを自社なりの解釈・思いで宣言しますが、企業の伝えたいことと、消費者の捉え方がマッチングしていないケースは、よく見受けられますよね。

しかし、コメダ珈琲の4つのこだわりは、どれもイメージしやすく、かつ以下、頭の中で映像が浮かんできます。

①くつろぎのこだわり
コメダ珈琲の店舗設計は、誰もがくつろげる「街のリビングルーム」をコンセプトとしています。
安定感のある椅子、高さと幅にこだわりしっかりと固定された分厚いテーブル、プライバシーを守るさりげないパーテーションなど、お客さんに空間を心地よくさせる工夫が考えられています。


②おいしさのこだわり
産地厳選した高品質の小麦粉パンは自社で作っています。

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コメダ珈琲を代表するデニッシュの上にソフトクリームがのったシロノワールも、もちろん自社で製造しています。
モーニングで提供させてれるトーストは無料、コーヒー注文でピーナッツもついてきますよね。


③サービスへのこだわり
お店の方の明るい笑顔の挨拶から始まり、新聞雑誌類の常設、温かい商品は温かく、冷たい商品はしっかり冷えた最高の状態で提供するスタンス。


④コーヒーへのこだわり
厳選された豆は独自の焙煎・抽出によって作られたコメダオリジナルブレンドで、全国どこのコメダ珈琲店でもブレのない美味しいコーヒーを提供しています。

コメダ珈琲は、この4つの強みで今も成長し続けている企業となります。

企業が宣言する強み=消費者が捉えるもの

しかし、この考え方・理念は、スターバックスと似ていませんか?





コメダ珈琲店、スターバックスとの差別化

コメダ珈琲の戦略はスターバックスモデルと似ています。
仮にスターバックス戦略を参考としているとしても、スターバックスの上をいくサービスあるいは異なるサービスで、しっかりと差別化がなされています。

<コメダ珈琲がスターバックスと違う点>

・スターバックスとは違う店舗設計
・スターバックスとは違う年代層を狙う
・スターバックスとは違うサービス
・スターバックスとは違うコーヒーのこだわり
・スターバックスとは違う日本独自の喫茶店文化を継承

コメダ珈琲のこだわりはスターバックスを意識はしているものの、明らかにスターバックスとは違う差別化戦略が成功を成し遂げていることが分かります。

これから時代、企業が疲弊しないためにも競合とはカニバラない戦略を打つことはますます重要であることをコメダ珈琲から学ぶことができました。


まとめ

同一業界の競争において理念が同じであっても、自社ならではの強みを掲げ、徹底的に差別化することにより競合とは全く異なる客層を獲得し、成長を遂げることが出来る可能性はある。



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